ライブ配信で投げ銭を集めても、手数料が引かれて入金されるため、思ったように稼げないな…と感じている人もいるのではないでしょうか。ライブ配信を始めたいけど、投げ銭で効率よく稼げるアプリはどれか、わからない人もいると思います。
この記事では、投げ銭の還元率の高さから見た、稼ぎやすい配信アプリを紹介します。現在ライブ配信アプリを使っている人は、比べてみてぜひ検討してみてください。
ライブ配信では、リスナーは応援したいライバーにギフト(投げ銭)を送ることができます。ギフトは通常、直接現金に換金することができません。ライブ配信アプリへ支払う手数料などが引かれて配信報酬として受け取れます。
ライバーが受け取ることのできる金額の割合は、一般にユーザーが課金した金額の20~30%ほどといわれています。この割合を「還元率」といいます。残りの70~80%は、手数料として配信報酬から引かれてしまい、ライブ配信アプリの運営の収入となるのです。
ライブ配信を手軽に始められることを考えると、手数料を取られることは当然といえば当然です。しかし、頑張ってギフトを集めても、半分以上が手数料となってしまうのは悲しい…という人もいるかもしれませんね。
ここでは、投げ銭の還元率の高いアプリを紹介します。現在利用しているライブ配信アプリの手数料が高いと思っている人や、これから配信を始めてみたいと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
ただし、この還元率で計算した金額から、決済方法などによってさらに手数料が引かれる場合もあります。大体の目安としてとらえておくといいでしょう。
HAKUNAは、ライバーが受け取った投げ銭の還元率が80~90%と、驚きの還元率です。インターネットでこの数字を目にした方もいるのではないでしょうか。
しかしこれはライバー目線でのもので、リスナーが投げ銭をするために支払うコストを考えない数字です。アイテム価格から考えると40%程度になるようですが、それでも高い還元率です。
ただし、現金化するときの為替レートに注意が必要です。1スターは127米ドルで計算されるため、1ドルが何円かによって、受け取ることのできる金額が変わってくるのです。多くの現金を受け取るためには、円安のときを狙うといいでしょう。
ふわっちの還元率は、アイテム価格の約50%といわれています。リスナーからの投げ銭アイテムを受け取ることで「ふわっちポイント」が貯まっていき、1ふわっちポイント=1円で換金することができます。
また、人気が出ることで運営から贈られる「ランキングポイント」の制度もあります。ランキングには、デイリーランキング、ウィークリーランキング、マンスリーランキング、リスワンといった種類があるため、配信を盛り上げることができればチャンスがあります。ランキング決定の基準は非公開ですが、視聴者数やコメント数等から算出されているようです。
トークライバーは、1対1のライブ配信機能があり、ライバーになれるのは女性のみです。他の配信アプリとは少し変わった、独特のライブ配信アプリです。
稼げる仕組みは投げ銭のほかに、時間報酬の制度があります。配信すると分単位で報酬が発生するのです。また、1対1の配信機能を使うと分単位の報酬が高くなるため、より稼ぎやすくなります。また、個別でメッセージをすることで、送受信ともに1件あたり10円を稼ぐこともできます。このように、いろいろな方法で稼ぐことができるアプリです。
トークライバーには9段階のレベルがあり、還元率は最大で50%にもなるため、効率的に稼ぐことができます。
いきなり大勢の前で配信をするのは不安という人は、トークライバーから始めてみるのもいいでしょう。
ライブ配信アプリの還元率はそれぞれ異なり、非公開となっているアプリもあるため、始めてから「思ったように稼げないな…」と思うこともあるでしょう。
ライブ配信はますます盛り上がりを見せており、今後も新しいアプリや仕組みが誕生していくと考えられます。効率よく稼ぐためには常にアンテナを張っておくことが大切です。必要であれば違うアプリを使ってみたりと、試行錯誤していくことも必要でしょう。