副業としてライバーをやってみたいけど、会社にバレるのが心配…。という悩みはありませんか?
副業は本業ありきです。もしクビになったら…などと考えると、始めることをためらってしまいますよね。すでに会社に内緒で始めている人もいるかもしれません。
この記事では、なぜ副業が会社にバレるのか、そしてその対策方法がわかります。ライバーとして副業をするときに必要な、税金の知識についてもわかりやすく解説しています。
最後まで読めば、きっと役に立ちますよ。
ライバーに限りませんが、副業を始めるときは、まずは副業OKかどうか、就業規則で確認しましょう。副業が認められてきている風潮でも、就業規則はまだ改定されていない会社も多いです。
また、公務員の副業については法律による決まりがあるので注意しましょう。
どちらのケースも、担当部署に確認してみるのがベターです。
もし、NGにもかかわらず、副業をしてバレてしまった場合、注意指導や懲戒処分となり、解雇となる場合もあります。そのまま同じ勤務先で働き続けられるとしても、ルールを破ったわけですから、居心地が悪くなったり、評価が下がる可能性もあります。
また、バレないかビクビクしながら毎日を過ごすのは、精神的にも良くないですよね。できれば、すっきりとした気持ちで副業に取り組みたいものです。
バレない対策がないわけではありませんが、絶対にバレない保証もありません。どうしてバレるのか、詳しく解説していきます。
ライブ配信は、ライバーの顔を映すことが多いですよね。自分の顔を不特定多数の人に見せるわけですから、知っている人が見ればバレてしまうでしょう。見たのが勤務先の人でなくても、人づてに勤務先の人の耳に入る可能性はあります。
しかし、顔を出さないでライブ配信をする方法もあります。
映像なしの音声だけでライブ配信をすれば、顔でバレるリスクはなくなります。ライブ配信アプリによっては、音声のみで配信できるものや、映像の代わりにアバターが動くものなどがあります。
声だけの配信なら、何かをしながら聴くことができるので、長時間の配信もリスナーに聴いてもらいやすいというメリットがあります。ライバーの方も、映像ありの配信より少ない機材で配信できたり、自分の格好を気にせずに済むので、気軽に始めることができそうですね。
ライブコマースは、商品を見せることがメインのため、顔を出す必要はありません。その代わり、商品の見せ方や話す内容をしっかり練って、商品の魅力をリスナーに伝える必要があります。
野菜や魚介類の生産地から収穫の様子を配信したり、生産工場や仕入先でインタビューをするのも面白いかもしれません。ライバーの顔が映らなくても、映像であることを最大限に生かして、エンターテイメント性のある配信をするといいでしょう。
顔出しを一切しなくても、住民税の金額によってバレてしまうことがあります。その仕組みをみていきましょう。
住民税は、前年の1月から12月までの収入の金額によって決まります。5月末までに、一人一人の住民税額の通知が会社に届きます。金額が印字された、小さい紙をもらった覚えのある人もいるのではないでしょうか。
もし、前年に副業の収入があれば、その分住民税も高くなっています。そこで会社が、給料の額に対して住民税が高いことに気づき、バレてしまうことが多いのです。
勤務先が給料から住民税を天引きし、納付することを「特別徴収」といいます。この場合、住民税の通知は勤務先に届きますが、「普通徴収」にすれば、本人の家へ直接納付書が届くようになります。これで勤務先に住民税を知られることはありません。
普通徴収にするには、確定申告書の「住民税に関する事項」の欄で、「自分で納付」にチェックを入れます。
しかし、住民税は特別徴収が原則であり、役所で特別徴収として処理されることもあるようですので、絶対に大丈夫とは言い切れないことは覚えておいてください。
ちなみに、確定申告をしなければ、収入があったこと自体バレないんじゃ…?と思う人もいるかもしれません。しかし、税務調査で指摘されれば、住民税に加えて無申告加算税や延滞税などを支払わなければならず、悪質な場合は刑事罰が課されることも。確定申告は必ず行いましょう。
副業ライバーがバレてしまう主な原因は、以下の2つです。
顔出ししない方法は、容姿や年齢、場所などを問わず配信ができます。映像ありの配信より気軽にできるので、まずは顔出しなしのアプリから始めてみてもいいかもしれません。
住民税や確定申告については、ライバーで稼ぐなら知っておいて損はありません。しっかりと押さえておきましょう。
対策をしてもバレない保証はないので、繰り返しますが勤務先に確認することをおすすめします。すっきりとした気持ちで、ぜひライバーを始めてみてください。