ライブコマースで地域創生!実際の事例を紹介します

ライブコマースは、視聴者が店舗に行かなくても、商品のリアルな情報を動画から得ることができ、コミュニケーションを取りながらすぐに商品を購入できる利点を持っています。その利点を活かして、地域創生に活用している事例も多くあります。

この記事では、ライブコマースによって地域創生を目指す取り組みを紹介していきます。ライブコマースと一言で言っても、その方法はいろいろあります。実際の事例を参考に、どのようにライブコマースを進めていくか、考えてみましょう。

ご当地発のオンラインツアー「デジタル愛媛ツアー」

2020年11月から配信が開始された、お家にいながら旅気分を味わえるオンラインツアーです。愛媛県南予(なんよ)地方の見どころやグルメ、生産地の様子などを、現地から紹介しています。

2018年、愛媛県南予地方は豪雨災害により、甚大な被害を受けました。この地域の生産者を応援し、南予の魅力を全国に届けたいという想いから始まった取り組みです。

2020年11月より配信が開始され、毎月開催されています。生放送で配信され、リアルタイムでのチャットが可能です。レポーターにコメントや質問ができ、双方向のコミュニケーションができます。

また、紹介されている商品をリアルタイムで購入することもでき、まるで自分も旅に参加しているような気分にさせてくれます。どちらかといえば、買い物よりもまず体験を目的としたライブコマースの形です。

体験を購入につなげる「ANAオンラインツアー」との融合

2022年3月には、「デジタル愛媛ツアー」を運営する株式会社クリエと連携し、ANAグループが以前から行っているオンラインツアーにライブコマースを融合させたイベントが開催されました。

『【柑橘王国!愛媛】「柑橘ソムリエ」が贈る ANAの客室乗務員とみかん狩りをしながら学ぶ とっておきのみかん!オンラインツアー』と題して、生配信とリアルタイムのコミュニケーション、ショッピングが楽しめるものとなりました。

この企画の面白いところは、事前申込者に商品をあらかじめ配送し、配信を見ながら実物を試食できるようにした点です。通常の配信では、グルメを味わうことはどうしてもできないものですが、この企画ではそれが可能となっています。リアルタイムで体験できることで視聴者の満足度が高まり、さらなる購入につながる、ユニークな方法です。

楽しいトークと既存のプラットフォームで「おきなわ屋」

おきなわ屋は、沖縄県に店舗を展開する、沖縄みやげを取り扱う商店です。2021年、沖縄のお笑い団体であるFECとのコラボレーション企画としてライブコマース配信が開催されました。

和やかで楽しいトークに乗せて、おきなわ屋のおすすめ商品を紹介しています。動画上のQRコードや、コメント欄のリンクから商品購入ページへ移動することができ、リアルタイムでの購入が可能となりました。ライブコマース専用のプラットフォームを使うことなく、YoutubeやFacebookといった既存のプラットフォームを使ってライブコマースを実現しています。

ご当地キャラ知名度とインパクトで効果的に「根間うい」

沖縄発バーチャルタレント(V tuber)の「根間うい」によるライブコマース配信も行われています。

2021年度・2022年度の那覇市長賞受賞商品を紹介する動画をYoutubeで配信しました。特産品の生産者との対話形式とすることで、インパクトがあり楽しい雰囲気の配信となっていました。紹介商品は、動画上のQRコードから購入ページへ移動することで購入できます。

ご当地キャラなど、地域の顔として知名度のあるキャラクターをライバーとすることで、より多くの人に見てもらえる可能性が高まります。ライブコマースと親和性のある方法ではないでしょうか。

地域創生に特化したプラットフォーム「Sharing Live」

近年ライブコマースを盛り上げるべく、ライブコマースに特化したさまざまなプラットフォームが開発されています。

さらに一歩踏み込んで、地域創生に特化したライブコマースを支援するプラットフォームである「Sharing Live」が登場しました。消費者と生産者を繋げてくれるアプリです。視聴者はアプリで配信を視聴でき、同時進行でチャットや商品購入も可能となっています。

トップ画面には各地の商品が並んでおり、眺めているだけでも楽しめます。配信を見て商品を購入するのとは逆に、商品を見たうえで詳しいことを知りたくなり、配信を見るという流れも生まれそうです。

まとめ

地域創生を目指すライブコマースの事例を紹介してきました。いろいろな事例や方法があることがわかっていただけたと思います。

ライブコマースは、ただやみくもに始めればいいというものではありません。型にとらわれすぎず、その地域の持つ魅力を最大限に利用し、引き出せる方法を考えることで、効果的なライブコマースが実現できるのではないでしょうか。

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