食品業界のライブコマースの実例を紹介

コロナ禍の影響により、オンラインショッピングの需要が高まっています。食事に関しても、コロナを考慮し、外食ではなく自宅で食事を摂る人も増えました。

ライブコマースは、ライブ配信で紹介している商品を買うことができ、お店に買い物に行った時と同等の情報を得ながら、買い物ができることで注目を集めています。

食品業界でも、ライブコマースを活用するケースが増えてきました。この記事では、食品業界のライブコマースの実例を紹介します。

ライブコマースの実例

ワッフル・ケーキの店R.L

1991年に兵庫県で始まったワッフルケーキ専門店です。オンラインの通販サイトは9店舗構えており、楽天市場でショップ・オブ・ザ・イヤーを獲得した実績があります。

楽天ライブショッピングにて、ライブコマースの実績があり、社員の方が進行や構成を考えておこなっています。食品は写真では伝えられる情報は少ないですが、ライブ配信では、食べている表情やコメントを視聴者に届けられるメリットを、ライブコマースを通じて感じたとのことです。

四十萬谷本舗

金沢を代表する発酵食品専門店です。石川県では、地元の食品店が各回にライブコマースをおこない、食品の魅力を紹介しています。

商品開発の裏話など、店舗に言っても聞けないような情報をライブコマースでは配信しています。また、見逃した場合でもアーカイブ視聴が可能となっています。

食品業界でライブコマースを実施するメリット

食品業界でライブコマースを実施するメリットは2つあります。1つ目は「生産者の思いを伝えられる」点です。

食品には、生産者・製造者の思いやこだわりがあります。ネットショッピングでは、そのような思いは伝わらず、また、店舗に買いに行った場合でも、生産者の声を聞くことはできません。

しかし、ライブコマースでは、ライブ配信者が生産者や製造者の場合があり、食品の良さを生産者自身から聞くことができます。日頃かかわることがない作り手の思いを知ったうえで、商品を購入できる点が1つ目のメリットです。

2つ目のメリットは「パッケージ以上の魅力を伝えられる」点です。

食品の多くは、見た目が良いと購入しようという気持ちになると思います。しかし、パッケージがシンプルで、それほど力を入れていない場合でも、商品自体の味はとてもおいしいという事があります。

ライブコマースでは、見た目だけではなく、味やにおいなど、店舗に買いに行った時以上の情報を得ることができます。

まとめ

食品業界のライブコマースの実例を紹介しました。ライブコマースの分野として、食品は多くの情報を伝えることができ、適しています。各食品会社もライブコマースを開始していますので、これからさらにライブコマースが増えてくると考えられます。

店舗で食品をチェックするだけではなく、ライブコマースでもどのような食品があるのかチェックしてみてください。

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