ライブコマースに生かせる!初心者でもできるマーケティングの基本を紹介します

「マーケティング」という言葉を知らない人は少ないでしょう。現代では多くの会社が様々な販売方法や広告宣伝を駆使して商品を販売しています。さらに現在は、フリーマーケットアプリやECショップ、そしてライブコマースなど、個人でも商品を販売できる環境が整ってきました。

この記事では、商品を販売するなら知っておきたい「マーケティング」についてざっくりと紹介します。「難しそう…」と感じるかもしれませんが、ライブコマースにも生かすことができるため、軽い気持ちで読んでみてください。

マーケティングとは

マーケティングとは、「商品を販売するために行う活動」のことです。この言葉を聞いて、市場の調査や分析、広告や宣伝、消費者への売り込みなど、人それぞれに様々なことを思い浮かべるでしょう。それだけ広い意味を持つ言葉といえます。

「個人でライブコマースをするのにマーケティングが必要なの?」と思う人もいるでしょう。確かにマーケティングは、会社が商品を販売する際に行うことが多く、マーケティングを行う部署を持つ会社もあります。個人の場合は必ずしなければならないものではありません。

しかし、企業の販売活動も個人で行うライブコマースも、「商品を販売する」ことは同じです。マーケティングに関する知識を持っておくと、ライブコマースに生かせることもあるでしょう。

マーケティングの基本

マーケティングには、大まかに次の3つのプロセスがあります。詳しく見ていきましょう。

戦略を立てる

具体的な行動に移す前に、まずは戦略を立てることが必要です。以下のようなことを考えてみましょう。

  • 誰に売るのか、どんな人が買ってくれそうか
  • 商品のアピールポイントは何か
  • 価格はどれくらいにするか
  • どんなライバーならファンになってもらえるか
  • どんな企画を行えばリスナーに楽しんでもらえるか

これらはほんの一例です。買ってくれる人、つまりリスナーの目線で、アピールすることやその方法を考えることがポイントです。

また、ライバー自身のイメージ作りも、ファンを獲得するためには重要です。無理に個性的なキャラクターを演じる必要はありませんが、以下のようなプラスのイメージが定着すれば、リスナーから信頼を集めることができます。

  • 元気に挨拶してくれる
  • コメントや質問への対応が丁寧
  • 毎回面白い企画で楽しませてくれる
  • 商品のマイナス面も説明してくれる

ライブコマースというコンテンツで楽しませるという意味では、ライバー自身も商品の一部といえます。さらに他のライバーと差別化するために、自身のブランディングをすることもマーケティングの一つです。

広告や宣伝を行う

戦略を立てたら、実際に行動に移します。具体的には、ライブコマースの配信や事前告知などがあります。また、SNSなどで日頃から商品に関する投稿を行うなど、日々の積み重ねがライブコマースの結果として生きることもあります。

主にライブコマースを販売手段にする場合は、リスナーが買ってくれるかどうかは配信で決まります。リスナーの心をつかむ配信をするためにも、戦略をしっかりと立てて配信内容を決めることが大切です。

振り返りをする

ライブコマースを実際に行うと、「この企画は盛り上がったな」「この商品は人気があったな」といった感触を得られます。また、販売数やリスナー数、コメントなどデータが残ります。これらは貴重な情報となるため、次の機会に生かせるよう、ぜひ振り返りを行いましょう。

まとめ

マーケティングという言葉は難しく聞こえるかもしれません。確かに、それぞれのプロセスを突き詰めていけば奥の深いものですが、基本はシンプルです。「やってみて振り返り、次に生かす」というサイクルができれば、「次はあんなことをやってみよう」というアイディアも出やすくなるでしょう。そして結果が出ればさらに楽しむことができ、モチベーションも上がります。

ライブコマースを継続して行いたい、売上を伸ばしていきたい、という人はぜひ、マーケティングの手法を用いてライブコマースに取り組んでみましょう。いろいろなマーケティングの方法があるため、興味を持った方はぜひ調べてみてください。

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